|
|
3月11日午後2時46分頃、東北関東地方を襲った巨大地震。テレビの画面には映画の1シーンかと思えるような非現実的な光景が目に入ってきました。津波です。人、建物、自動車、船等、想像のつかないくらい多くの物を飲み込んでしまいました。
被災地の一日も早い復興をただただ願うばかりです。心ばかりの義援金をしてきました。
幸せに思えること。
一年たつのが早いと思えること。
いつものように目覚め、出勤し帰宅すること。
休日はいつもより朝ゆっくり目覚めること。
美味しいものを食べること。
元気のいい友達からパワーをもらった日。
好きな人と言葉を交わした日。
他人に優しくできた日 etc.
十数年前黄水仙の鉢植えを買いました。花が終わり庭の片隅に移しました。5、6本だった株がいつの間にか数十本になりかわいい花を咲かせています。
これもささやかな幸せです。年を重ねていくうちには楽しいこと、辛いこと一杯あったのでしょうが不思議と辛かったことは思い出せません。
蓮池薫さんの著書に、訳書『ハル 哲学する犬』の中から紹介された三篇の詩がありました。
「この世でほんとうに大事なもの」「気楽になる練習」「立ちどまってこそ幸せになれる」
どれも優しさの伝わる言葉の訳に、今の蓮池さんの幸せが垣間見えたような気がしました。この訳書を注文しようと思っています。 |